古くから愛されているさまざまな皮革製品。中でも牛革を使ったカウハイドラグは世界中でファンを獲得しています。
インテリア好き・インテリア上級者に注目され続けるカウハイドラグ。
今回はそんなカウハイドラグの歴史を知ってみませんか?歴史を知れば、さらにカウハイドラグの魅力を感じることができるはずです。
カウハイドラグが好きな方もまだの方も、奥深いカウハイドの世界に触れてみましょう。
世界中で愛されるカウハイドラグとは?
カウハイドラグは天然の牛革から作られたラグのこと。
牛革なので毛足は長くはありませんが、なめらかな表面感が魅力です。
また天然素材の質感を生かしたものが多く、さまざまなデザインが販売されています。
ワイルドな印象の「カウ柄」だけではなく、シンプルなものも多いので、実はインテリア初心者にもおすすめです。
世界中で愛される牛革のラグ
多彩なデザインで親しまれているカウハイドラグ。
北欧風・モダン・ナチュラル・カントリー…。主張がありながらもテイストを選ばないカウハイドラグはどんなスタイルにも馴染みます。
カウハイドラグのデザインの幅広さや懐の広さが、世界中で親しまれる理由なのかも知れません。
カウハイドは機能性にも優れている
デザイン性に優れたカウハイドラグですが、機能性もバッチリです。
ソフトでしなやか、かつ丈夫な素材で耐久性に優れています。毛と革の間に空気を含むので断熱性があり、年間を通して使用が可能です。
あたたかみを感じる質感で肌ざわりが良く、快適に使えるものが多いのです。
床暖房に対応しているラグも販売されているので、寒い時期でも安心です。
古くから人々と共にあるカウハイドの歴史

皮革と人々の関係は太古から親密です。
想像を超えるような年月を積み上げてきた人類と皮革の歴史。
歴史を知ってみることで、カウハイドラグの魅力がさらに増してくるのではないでしょうか。
皮革の歴史は紀元前までさかのぼる
皮革と人々との歴史は長く、旧石器時代にまで遡ります。
新石器時代にはさらに発展し、良く知られているように動物の肉を食用とした後、毛皮を衣服や靴へと利用することが盛んになりました。
はじめは乾燥しただけで利用していましたが、次第に叩く、揉むなどの処置をするようになります。そして鞣す(なめす)、染色するようになっていきました。
皮革を身につけることで防寒ができるようになったため、人々は寒冷地への移動も可能となったと言われています。
遥か昔から皮革と人類は密接な関係を築き上げてきたのです。
日本で牛革が一般的になったのは江戸時代
太古から親しまれていた皮革ですが「牛革」が普及したのは江戸時代ごろと言われています。
古代の日本では、シカやイノシシなどの皮革が多く利用されていました。
現代の皮革製品に通じる技術が確立されたのが江戸時代。その頃には「牛・馬」の皮革がメインとなっていました。
時代とともに「鞣し(なめし)」の技術も発達を遂げてきました。
水源が近い・古くから牛馬の飼育数が多いなどいくつかの条件から、日本では「兵庫県・東京都・和歌山県」が三大製革産業地となっています。
世界で最も流通している牛革
世界で最も流通量が多いのが、カウハイドラグにも使われている「牛革」。
食用牛の副産物として供給量が安定していることなどが理由です。
また耐久性が高いことや肌ざわりの良さも人気の秘密です。
皮の厚みが比較的均一であり、加工がしやすく扱いやすいという、製造業者にとってのメリットも関係しています。
「皮」「革」「皮革」の違いとは?
どれも動物の「かわ」を表す漢字ですが、実は状態によって区別がされています。
状態によって区別される
「皮」は剥いだそのままの状態、加工されていない状態を指します。
「革」は皮を腐らせたり、固くならないように処理したもののことです。鞣し(なめし)の加工を施した後の状態を「革」といいます。
「皮革」は加工したものの総称です。
英語では大型の革(25ポンド以上ある牛や馬のもの)を「hide-ハイド」、小さな革を「skin-スキン」と呼びます。また毛足が長く、それを利用するものは「fur-ファー」とされています。
鞣し(なめし)の技術の進化
「皮」を「革」へと変化させるのが「鞣し(なめし)」の技術です。
古代では乾燥させる・叩く・揉むなどの技法が行われていました。
時代を経てさらにそこから、煙で燻す(いぶす)・油を塗る・植物の汁に浸けるなどの方法に変化していきます。
現在では化学薬品を使用する「クロムなめし」が一般的になりました。しかし昔ながらの製法とクロムなめしを組み合わせた「混合なめし」も行われています。
「カウハイド」は牛革の種類の1つ
牛革には生育年月や年齢などで種類が分けられています。「カウハイド」はもちろん、それ以外の種類についてもみてみましょう。
カーフスキン
カーフスキンは希少価値の高い革として知られています。牛革の中でも最も若い生後6か月ほどの仔牛の革です。
繊維が細かく薄いために、革の表面がなめらかで美しいのも特徴。手触りも柔らかく最高級の素材とされています。
キップスキン
カーフスキンに次ぐ、もしくは同等の手触りと美しい表面感を持っているのがキップスキン。海外ではカーフスキンと区別されず、同じくカーフと呼ばれる場合もあります。
生後6か月〜2年ほどの牛の革です。
カーフスキンに比べると革自体の厚みがあり、その分耐久性も高くなります。
カウハイド
出産経験のある生後2年以上の成牛・雌牛の革をカウハイドと呼びます。
出産を経て腹部の皮・繊維が伸びることが多く、その部分は製品には使用できないことが多いようです。
しかし雄牛に比べると革の表情がソフトかつ繊細であり、丈夫なものが多いのでさまざまな製品に利用されています。
ステアハイド
牛革の中で最も多い流通量を誇るのがステアハイドです。
生後3か月〜6か月以内に去勢をし、かつ2年以上経過した成牛・雄牛の革をステアハイドと呼びます。
しっかりした革の厚みと耐久性のバランスが取れており、牛革の代表とされています。
ブルハイド
食肉牛ではなく、種牛の皮が使われるため流通する数はあまり多くありません。
生後3年以上の未去勢の雄牛の皮がブルハイドです。
傷が多くみられるため用途は限られますが、丈夫で分厚く耐久性は牛革の中でもトップクラスです。
魅力的な表情をみせるカウハイドラグ

カウハイドラグはなめらかであたたかみのある質感を持つものが多く販売されています。
毛足もあるため表情に動きが出て、使いこむほどに味わい深くなります。
日常のお手入れは、掃除機を優しくかけてゴミを取り除き、湿気や水分に注意して取り扱いましょう。
インテリア上級者にもファンが多い
カウハイドラグはさまざまなデザインが販売されています。
カウ柄だけではなく、シンプルな色柄のものも多いのでインテリアを邪魔しません。
それでいてカウハイドならではの質感と風合いをお部屋にプラスすることができるので、インテリア上級者に注目されているのです。
部屋をワンランクアップしてくれるカウハイドラグ
天然皮革のあたたかみがある表情は、上質な印象を与えてくれます。
ラグはさりげないながらもお部屋の印象を左右する、決め手のアイテムの1つ。
上質なカウハイドラグを選ぶことで、ぐっとお部屋が見違える…ということも多いのです。
お部屋の主役にも、さりげない引き立て役にもなるカウハイドラグ
主役にも脇役にもなってくれるおしゃれなカウハイドラグを厳選してご紹介します。
パッと目を惹くデザインながら、他のインテリアを邪魔しない絶妙なおしゃれ感に注目しましょう。
おすすめのカウハイドラグ4選
円形デザインが柔らかな印象を作る
パッチワークデザインで天然素材らしい表情を生かしています。
深みのあるダークブラウンを基調にした落ち着きのある雰囲気。
ノンスリップ加工をしてあるので使い心地もバッチリです。
グレージュの優しいカラーリングがマルチに使える
約3畳の使い勝手の良いサイズも魅力的です。
丁寧に作られたパッチワークデザインで、他にはない上質な印象に。
オールシーズン使えて、床暖房にも対応しています。
アイボリー×パッチワークのおしゃれ感に注目
円形タイプでさまざまなお部屋にマッチするアイテムです。
天然素材ならではの質感や表情をしっかりと生かして、上質な印象に。
スリップ加工・床暖房OKと機能性も抜群のアイテムです。
印象的なグラデーションカラーであたたかな雰囲気に
深みのあるブラウンと優しいアイボリー、その他のニュアンスカラーが魅力的です。
なめらかで上質な天然皮革でくつろぎの時間をさらに快適に。
サイズは約3畳なのでさまざまなタイプのお部屋にマッチします。
あたたかみを感じるカウハイドラグと一緒にくつろぎの時間を
スムーズで美しい表面感と手触りがカウハイドラグの魅力です。
また天然素材ならではの風合いも持ち合わせています。
古くから人々に愛されてきた皮革製品。カウハイドラグも長い付き合いができるアイテムが多くなっています。ぜひ「育てる」楽しみも味わってみませんか?