屋根が飛ばされてしまったり、車が横転してしまったり…。
そんな映像を台風の際にニュースでよく見かけます。
暴風時には「大丈夫」と思っていても思いもよらないものが飛ばされたり、飛んできたりするものです。
庭やテラスに置いてある屋外家具も例外ではありません。
台風の予報がでたら対策についてしっかり考え、備えておくことが大切です。
今回は屋外家具の暴風対策についてくわしく解説します。台風シーズンにあわてることのないように、一緒に知っていきましょう。
台風対策は屋外家具こそしっかりと

「けっこう重さがあるから大丈夫」
「コンパクトになるから置いておいても良いだろう」
と思ってしまいがちなのが屋外家具です。
しかし、台風の際の強風をあなどってはいけません。風速10m/sで「傘をさせないほど」と言われますが、台風の際は風速25m/s以上となることも多くあります。
瞬間最大風速60m/sともなれば、恐ろしいほどの強さというのは想像できるでしょう。
突風で家具が飛ばされれば、近隣の家などに迷惑をかけたり被害を出してしまうことも考えられます。
大型の屋外家具であればあるほど、きちんと対策をしましょう。
参考:ウェザーニュース 「風速50m/s」はどのくらい危険? 風の強さの目安
https://weathernews.jp/s/topics/202408/270165/
思いがけない事故やケガにつながる

暴風によってさまざまなものが飛ばされる、という映像は台風時によくみられます。時には大きなトラックが横転したり電柱が折れてしまうほど。
自宅の屋外家具が飛ばされたことによって、近隣の住宅へ迷惑をかけたり時には誰かにケガをさせてしまうことも考えられます。
被害者になってしまうことも「加害者」になってしまうこともあるのです。
台風対策は慎重に行う必要があります。
それぞれの対策をきちんとしておけば安心
日頃から台風対策を考えておくことが重要です。
いざという時にあわててしまわないように、対策グッズとして固定用のロープなどを準備する・シュミレーションをしておきましょう。
災害は突然やってきます。自宅の屋外家具それぞれについての対策をあらかじめ考えておくのがおすすめです。
台風につきものの暴風対策を考える
屋内へ収納する
屋内へ持ち込めるものは、持ち込むのが安心です。
外で使用していたものなので、汚れなどを落として室内へ入れるようにしましょう。
大きめのレジャーシートなどをあらかじめ用意しておき、そこへ置いておけるスペースが作れれば庭へ戻す際もスムーズです。屋内も汚れないので便利です。
屋外へ収納する
屋外に設置してある物置や倉庫などへしまうのも良いでしょうか。
しかし物置によっては軽量な場合もあるので、下へ重さのある家具をしまって「重心を下にする」ことがポイントとなります。
物置自体の重さを確認しつつ、安全対策をしていきましょう。
固定しておく
大型の家具などは室内・物置への収納が難しい場合も多いでしょう。
テーブル・チェアのセットはテーブルを裏返しにして置き、その上へチェアを載せます。
全て一緒にロープでがっちりと固定して置いておきましょう。
柵・フェンスがあればそこへくくりつけるのも良いでしょう。
風の影響をなるべく受けない壁ぎわなどの場所へ移動させておくこともとても大切です。
補強できるものはしておく
屋外家具を固定するための柵・フェンスなどの強度はどうでしょうか。
心配な場合は補強しておくようにしましょう。専用の金具を使ったり、事前にプロに相談・点検しておくことも大切なポイントとなります。
家具を購入する際は台風時のことも考える
収納しやすい・コンパクトになる点にも注目
デザイン・カラー・価格などが真っ先に気になりがちですが、日本は台風の多い国でもあります。
屋外家具なので「台風時にはどうするか」という点も考えて慎重に購入すると良いでしょう。
コンパクトに収納ができるものは屋内にも持ち込みやすいので安心です。
しっかり収納ができるおすすめの屋外家具
4人がけとは思えないほどのコンパクト収納
テーブルの下へチェアが収まる省スペース設計の家具です。
別売りのカバーをかければホコリや日差しもよけられます。
コンパクトになり、人工ラタン素材で軽量なので移動も簡単です。
室内へ置いておけば台風時にも安心でしょう。
テーブル下へすっぽり収まる技ありデザイン
チェアの座面の高さを変えて、テーブルの下へ収納すればかなりコンパクトになります。
ボックス状になるので風の影響を受けにくいです。
室内へ収納しておくのにも楽な軽量素材の人工ラタンを使用しています。
お庭へ戻すさいも楽々です。
屋外家具以外にも対策したいもの
オーニング・テラス屋根・シェードなどの日よけアイテム
屋外家具と一緒に使う、日よけアイテムについても考えておきたいものです。
取り外せるものは、取り外して収納するようにしましょう。
そうでないものはロープでしっかり固定して、風にあおられないようにして置きます。
巻き上げたりまとめたりして、なるべく小さくすることが重要です。
風の影響を受けやすいアイテムなので、きちんと対策しておきます。
鉢植えや植物
鉢植えは飛んでしまう・動いてしまう恐れがあるため室内へ収納したり、壁ぎわへよけておきます。
庭に植えてある背の高い樹木などは、ロープでくくっておきます。風になびいて折れる・たおれることを防ぐようにしましょう。
あらかじめ、剪定(せんてい)しておくことも視野に入れておくと万全です。
物干し竿やスリッパなどの小物類
うっかり忘れてしまいがちないつも庭で使う小物類も忘れずに片付けておきます。
スリッパや物干し竿、ジョウロやスコップなどの細々したものにも目を配りましょう。
ほうきなどの掃除用具なども要注意です。
台風対策や片付けは十分に気をつけて
周囲の安全を確かめてから行う

台風が近づいている時に無理に作業をすることはとても危険です。思いがけない飛来物でケガをしてしまう恐れも。
また台風が過ぎ去ったと思っても、強い風が反対から吹くことが多くあります。
台風通過後も油断をせずに、しっかり注意を払って作業をするようにしましょう。身の安全を確保してから屋外で作業することを忘れてはいけません。
家や庭に被害がなかったかを細かくチェックすることも大切です。
台風・災害対策をしっかりとして、庭と家具を守ろう

夏から秋にかけての台風シーズンは、屋外家具を楽しむ季節でもあります。
事前にしっかりと対策を考えておくことで、いざという時にスムーズに作業ができるようになります。
固定用のロープを用意したり、室内のどこに置くのかなど災害・台風時に備えて普段からシュミレーションしておきましょう。
収納がしやすい屋外家具を購入することもポイントの1つです。
せっかくの屋外家具が飛ばされてしまったり、壊れたりすることのないよう、また安全に過ごすことができるように台風対策・暴風対策はきっちりと行って庭や家具を守りましょう。